絵本第2ステージ ~クラウドファンディング大作戦!~
こんにちは。
絵師のあずまほくとです。
https://www.facebook.com/azumahokuto1109/
昨12月に発売された、私が挿絵を務めた絵本「かみさまからのおくりもの」。
絵本としては異例の、初版5000部を達成しました。
普通なら、ここでイヤッホーイ!・・・って話なのですが、我々制作陣3人は重大なことに気が付きました。
・・・・物語の舞台になったタヒチにご恩返しをしてないっ!!∑(゚◇゚///)
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絵本のあらすじは、何千年も前から「かみさまからのおくりもの」と呼ばれてきた神秘の果物によって、瀕死の少女が息を吹き返すお話なのですが、
このストーリーの舞台にしたほどの一見美しいこの島には、じつはもう一つの顔がありますーーーーーーーーーーー。
孤児が とても多いのです。
子ども達は、両親との温かい家庭を知りません。
絵本を増刷し、タヒチの孤児に日本からの支援をしたいーーー。
しかし、印刷屋さんには既にほぼ原価ギリギリでお願いをしており、これ以上ご迷惑は掛けられないーーー。
ーーーーーーーーそこで、我々制作陣3人は絵本を増刷するべく、レディフォーを通じてクラウドファンディング(一般の方や団体が、何かのプロジェクトを成功させるために一般の方からインターネットで資金調達をするという、銀行でも寄付でもない新しい仕組み)という方法をとりました。
そしていよいよ、先週からスタートしたのです。
https://readyfor.jp/projects/tahiti
【レディフォーとは】
TV番組「カンブリア宮殿」にも紹介された、一般の人のクラウドファンディングを応援する、新しい団体です。
クラウドファウンディングは大きなお金が動くので、実際には厳重な審査があり、募集主の職業や過去の経歴、人間関係に至るまで調べられ、全てが問題なしと認められて晴れて審査通過となるのです。
(この手続きの準備のため、絵本の原作者・古山先生は年末年始休み返上で動いて下さっていました……;)
それでも、ただ「募金をお願いしまーす」という楽な方法ではなく、遠回りしてでもクラウドファウンディングにこだわったのは、レディフォーのクラウドファウンディングは支援額に応じて支援者さんにお礼の品を設定することができ、ただの募金ではなく少しでも支援者にリターンがしたいというのが我々制作陣の願いだったからです。
(レディフォーのプロジェクトは、目標額に満たなければ、すべて支援者さんに払い戻されます。)
通常、絵本の相場は平均1200~1400円ほど。
「かみさまからのおくりもの」は1冊700円なので、約半額です。
元々が製作費ギリギリの良心価格のため、タヒチへの支援を考えた時に、元々の絵本の売上から捻出するのは困難だったのですーーー。
ーーーーそのような感じですので、誤解のないよう申し上げると、このプロジェクトが無事成功したからといって私たち制作者3名の金銭的利益は全くと言ってよいほど、ないんです。
今回の増刷は利益度外視の、すべて印刷代の回収・タヒチへの支援・そして支援者への恩返し分です。
タヒチの孤児院に日本からの支援をしたいーーー。
また、現地でノニ(物語中の"神秘の果物"のモデルになった果実)の収穫をしている10,000人以上の生産者の皆さんにも、感謝の気持ちを届けたいーーー。
そして日本に住む皆さんにも、子どもがいること、親がいることは当たり前ではなく、それそのものが「かみさまからのおくりもの」だということを感じてほしいーーー。
ーーーー目標金額は、100万円。
現在60万円です。半分は超えました。あと一息というところですm(._.*)m。
絵本のプロジェクトを応援してくださる方は、下記のページからシェアいただけるとうれしいです!!!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://readyfor.jp/projects/tahiti
よろしくお願いいたします☆
絵本プロジェクト 一同
原作者・ふるやまなおみ
挿絵・あずまほくと
翻訳者・そうまりえ