あずまほくとの「ひと工夫・ひと思案」

ニューハーフだけどイラストレーター・あずまほくとの徒然なる日記。時事ネタ・制作記中心。

絵本第2ステージ ~クラウドファンディング大作戦!~

こんにちは。

絵師のあずまほくとです。

https://www.facebook.com/azumahokuto1109/

 

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昨12月に発売された、私が挿絵を務めた絵本「かみさまからのおくりもの」。


絵本としては異例の、初版5000部を達成しました。

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普通なら、ここでイヤッホーイ!・・・って話なのですが、我々制作陣3人は重大なことに気が付きました。


・・・・物語の舞台になったタヒチにご恩返しをしてないっ!!∑(゚◇゚///)

 

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絵本のあらすじは、何千年も前から「かみさまからのおくりもの」と呼ばれてきた神秘の果物によって、瀕死の少女が息を吹き返すお話なのですが、

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このストーリーの舞台にしたほどの一見美しいこの島には、じつはもう一つの顔がありますーーーーーーーーーーー。

 

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孤児が とても多いのです。
子ども達は、両親との温かい家庭を知りません。


絵本を増刷し、タヒチの孤児に日本からの支援をしたいーーー。

しかし、印刷屋さんには既にほぼ原価ギリギリでお願いをしており、これ以上ご迷惑は掛けられないーーー。


ーーーーーーーーそこで、我々制作陣3人は絵本を増刷するべく、レディフォーを通じてクラウドファンディング(一般の方や団体が、何かのプロジェクトを成功させるために一般の方からインターネットで資金調達をするという、銀行でも寄付でもない新しい仕組み)という方法をとりました。

そしていよいよ、先週からスタートしたのです。

https://readyfor.jp/projects/tahiti


【レディフォーとは】

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TV番組「カンブリア宮殿」にも紹介された、一般の人のクラウドファンディングを応援する、新しい団体です。


クラウドファウンディングは大きなお金が動くので、実際には厳重な審査があり、募集主の職業や過去の経歴、人間関係に至るまで調べられ、全てが問題なしと認められて晴れて審査通過となるのです。
(この手続きの準備のため、絵本の原作者・古山先生は年末年始休み返上で動いて下さっていました……;)

 

それでも、ただ「募金をお願いしまーす」という楽な方法ではなく、遠回りしてでもクラウドファウンディングにこだわったのは、レディフォーのクラウドファウンディングは支援額に応じて支援者さんにお礼の品を設定することができ、ただの募金ではなく少しでも支援者にリターンがしたいというのが我々制作陣の願いだったからです。

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(レディフォーのプロジェクトは、目標額に満たなければ、すべて支援者さんに払い戻されます。)

 

通常、絵本の相場は平均1200~1400円ほど。

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「かみさまからのおくりもの」は1冊700円なので、約半額です。
元々が製作費ギリギリの良心価格のため、タヒチへの支援を考えた時に、元々の絵本の売上から捻出するのは困難だったのですーーー。


ーーーーそのような感じですので、誤解のないよう申し上げると、このプロジェクトが無事成功したからといって私たち制作者3名の金銭的利益は全くと言ってよいほど、ないんです。


今回の増刷は利益度外視の、すべて印刷代の回収・タヒチへの支援・そして支援者への恩返し分です。


タヒチの孤児院に日本からの支援をしたいーーー。

 

また、現地でノニ(物語中の"神秘の果物"のモデルになった果実)の収穫をしている10,000人以上の生産者の皆さんにも、感謝の気持ちを届けたいーーー。

 

そして日本に住む皆さんにも、子どもがいること、親がいることは当たり前ではなく、それそのものが「かみさまからのおくりもの」だということを感じてほしいーーー。


ーーーー目標金額は、100万円。
現在60万円です。半分は超えました。あと一息というところですm(._.*)m。

絵本のプロジェクトを応援してくださる方は、下記のページからシェアいただけるとうれしいです!!!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

https://readyfor.jp/projects/tahiti

よろしくお願いいたします☆

絵本プロジェクト 一同

原作者・ふるやまなおみ
挿絵・あずまほくと
翻訳者・そうまりえ

 

readyfor.jp

【ファンは大切にすべし!~昨年学んだこと~】

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2016年一発目のあずまほくとブログです。
皆様、明けましておめでとうございます(..)。

 

 

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昨年は絵本を出版したり、ネット番組のレギュラー出演が決まったり、色々な事が動き出した年でした。

 

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今回の年末年始は、約2年ぶりに仙台へ帰省。

どうしても足を運び、ご挨拶に伺いたい場所がありました。

 

向かうは、仙台市中心部にある

パンケーキ専門店・38"mitsubachi(ミツバチ)"。

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ここのオーナー・H野さんが、私が挿絵・キャラクターデザインを担当した絵本「かみさまからのおくりもの」のファンであり、なんとお店のスペースの一部を使い、貸し出し&販売までしているのです!( ゜o゜)

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お店のレビューでこのことを目にした私は、今回の仙台帰省では必ずこのお店に立ち寄ろうと決めていました。

 

プレゼントするためのイラスト入り色紙を用意し、通りすがり客のふりをして何食わぬ顔でシレッと潜入しメニューを注文(笑)

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手が空いたところを見計らってアルバイトの店員さんにオーナーさんを呼んで頂き、そこで正体を明かして感謝の気持ちを伝えるとともに、色紙をお渡ししました(⌒‐⌒)

 

図らずも、オーナーH野さんをほろ泣きさせてしまうことに…(^-^;

 

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一言で「アーティスト」と言っても世の中には色々あり、

演者・ダンサー・ミュージシャン・バルーンアートなど種類は多岐に亘ります。

 

しかし、我々のようなイラストレータはその中でも特殊で、直接、お客様の目の前で歌ったり踊ったりパフォーマンスするわけではないので、自分から意識しないと、

"多くの人から支えられてお仕事が出来ている"という事実を感じにくい環境にいるのです。

 

去年、私がレギュラー出演しているUstreamのガールズトークバラエティ「問題のあるTV」で、共演のタレントさんたちが公開収録に来場したファンの方々へ丁寧な対応をしているのを目の当たりにし、今までの自分の作品を見て下さった方への感謝の足りなさを痛感…(;_;)。

そのため、今回の仙台帰省ではこのパンケーキ専門店 38"mitsubachi" にだけは立ち寄って、自分の口で感謝の言葉を伝えようと年末から決めてました。

 

絵本作家・ネット番組出演者としてデビューをしてから、自分では全然実感がなくても、このように周りの方の反応などを通して、自分の作品などが私も知らぬところで多くの人の目に触れ、私の手を離れて大きくなってきているのをジワジワ感じていて、気を引き締めねばなー……と思う今日この頃です(..)。

 

今年のテーマ:ファンは心を込めて大切に!(。・ω・。)ゞ

 

《おまけ》
甘いものが得意ではない私は今回、胡桃入りパンケーキとカボチャのスープ(¥1180-)を注文しました。

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ここのメニューはトッピング・サイドメニューも充実してるので、仙台にお住まいの皆様は是非☆

 

【店舗情報】

〒980-0802
宮城県仙台市 青葉区二日町12−25 グランディプレステージ 1F

電話:022-721-0238
営業時間:10時00分~19時00分

http://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4002901/

 

 

【~もし『コウノドリ』の原作を『バクマン。』の小畑 健先生が作画していたら~】

今月誕生日を迎える私の友人に、現在放送中の金曜ドラマコウノドリと、

漫画バクマン。』が好きな方がおりまして。

 

 

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ーーーーーなので、プレゼントしちゃいました(^^)。

小畑健先生コミカライズ版のコウノドリ

 


・・・・・・・・・・・ん??
こんなの発売されてたっけ? と思ったあなた。

正解ですv

 

そう。描いたんです。

 

*パロディ*
~もしコウノドリの原作が集英社に渡りバクマン。』の小畑 健先生が作画していたら~


まずは資料集め^^。

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コウノドリの鸛鳥サクラの髪型はうねり気味なので、小畑先生の別作品デスノートのニア君を参考に。

 

ラフ。

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ペン入れ。

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コピーして、色鉛筆で試し塗り。

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ちなみにコウノドリの劇中で、主人公の鸛鳥サクラは産婦人科医であり、夜は謎のピアニスト『BABY』という設定なので、背景には病院の他にピアノと赤ちゃんを配置。

 

背景の切り替え部分には、心電図のような波形のデザインを使います。

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この形はピアノの旋律とも、赤ちゃんの胎児心拍とも解釈する事ができるし。

 

 

 

 

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ーーーーーーせっかくなので、週刊少年ジャンプの単行本風に加工してみた。

 

ジャンプコミックスの裏表紙には、このようにその漫画の簡単なあらすじ・象徴的な図案が入るスペースがあるのですが、

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元ネタのコウノドリは妊娠・出産にまつわる漫画なので、ここは胎児のエコー画像を加工。

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本家の1巻の内容に基づき、説明文も作成。

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   ☆完成。

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うん。これはこれで読んでみたいな(笑)。


ーーーーーーー当工房では、こんな感じで『もし**が**だったら』を実体化するイラスト・似顔絵を製作しております。

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お仕事は随時受付中^^v


【"もしも"を実現するイラスト あずま工房】

https://www.facebook.com/azumahokuto1109/

 

【今回も楽しい収録でした☆~サプライズ~】

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『問題のあるTV』 11月度前半の収録、昨日無事終了ー☆

 

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前回はGカップグラドルの辻 柚音ちゃんが出演したゲスト枠に、

 

今回は、モデルの広岡アンナちゃんが登場!>v<

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今回はスレンダー路線中心なメンバー構成になりました☆

 

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今回も、視聴者から寄せられた「男子が知りたい質問」に、

グラビアアイドルモデルナレーター・・・

ニューハーフ(←私w)の、各々の視点から答えさせて戴きました^^v

 

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そして、最も仲良くさせて頂いてる出演者・ナレーターの瑠美さんが誕生月なので(私と同じ11月なんですv)・・・

 

プライズでなんと!番組のトランプを作ってプレゼントしちゃいました~~~~!>v<

 

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       《 原 画 》

出演者も巻き込んだドッキリ!
(このトランプは、番組の中でビリヤードの順番を決めるアイテムとして使って頂けました^^v)
うふふ。作戦成功!-☆

 

 

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夜の部はもちろん、番組の定番企画、
「ビリヤード・負けたら罰ゲームで水着」

今回は番組の看板グラドル・岩下莉子さんがついに・・・!
(この模様は、来年の1月放送^^)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ーーーーーーーーーそして!
じつは今後、番組が大きく変わります!

 

これはまた、今度発表しようかな^^v。

人間関係で大切にしていること

こんばんは。
久々の更新です(⌒‐⌒)。

突然ですが、私は人から最近よくこう言われます。

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『色々な人とお友達なんですね!』
………と。

 

これ、言われるまで意識してなかったけど、言われて振り返ってみると確かにそうなんですよね( ゜o゜)。

 

例えば職業面では、
朝起きて夜まで何処かの会社に出勤して働く、いわゆる「普通の人」に始まり、
シンガーソングライター・ピアニスト・漫画家・モデル・グラビアアイドル・小説家などの、いわゆる『表現するお仕事』の人。

 

メンタル面では、
私と同じニューハーフ、ゲイ・レズビアンなどの同性愛者、女装家・バイセクシャルなどの『性的マイノリティー』

 

国籍面でも、
アメリカ人・中国人・ドイツ人など、実に多国籍。
(※あ、私自身は英語はほとんど喋れません……笑;)

 

宗教面でも、
日本でメジャーなキリスト教徒・創価学会員をはじめ、イスラム教徒・ヒンドゥー教徒モルモン教……

 

・・・・まあ、どんなカテゴリーでも私の友人には最低一人はいます(^_^;)。
もはや、いないのって宇宙人くらいじゃないでしょうか(笑)。

 

そのような状態なので、例えば友達から

『ねえ、内緒の相談があるんだけど聞いて。私じつは、レズビアンなの……』

……って告白されたとしても、全く驚きませんね。


そんなの、私にとっては
「みんなはカレーを食べてるけど私はラーメンが食べたいの。」
くらいの温度の話です(⌒‐⌒)。

(でも、それを告白するのに勇気が要ったということは、その人がそのことによって第三者から嫌な仕打ちを受けたであろうことは想像がつくので、「なぁんだ。そんなことか」とは言わず、優しく抱きしめますけどね-☆)

 

ーーーーーと。
ここまで話すと、私は誰とでも友達になれる人だと思われるかも知れません。
でも、私も人間。苦手なタイプはいます。

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皆さんは、こんな経験はないでしょうか?

長らく連絡のなかった人から突然「今度、久々にご飯でもしようよ!」などのメールがあり、行ってみたら、まんまと何かの勧誘だった
……こんなパターン。

 

私ね、この類いの人だけはダメです。
絶対に仲良くなれません。

 


《ーーーーーここで「人と会う約束をする」ということについて、ちょっと考えてみましょう》

 

私たちは、この世に生まれた瞬間から、『いつか死ぬ』という運命を背負います。
必ず爆発する時限爆弾みたいなものですね。

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タイマーに刻まれた残り時間は人によって違いますけど、カウントダウンそのものを止めることは出来ません。

つまり、人から『今度会いましょう』
と持ち掛けられた場合、自分の命の残り時間の一部を相手のために提供する ということです。

なので複数重なった場合、どうしても緊急度の高い方を優先することになります。
仕事でも、同じ内容だったらお給料高い方選びますよね。

 

例えばこんなケース。

同じ時間に、

・数年ぶりの友人から「食事に行こう」と誘われた。
・バイトのシフトが入っている(しかし、まだ変更は利く)。

ーーーーーこの場合はどうするでしょうか?
恐らく、シフトを代わってもらう人が大半だと思います。

 

では、「食事にいこう」が実はダミーで、相手の目的がネットワークビジネスの勧誘だった場合はどうでしょう?
たぶん、多くの方がお誘いをお断りしてバイトに行くんじゃないでしょうか。

ーーーこのように、相手の用件の内容によって優先度が変わってきます。

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つまり、会う目的を隠蔽するということは、相手は正しい順序のスケジューリングが出来なくなってしまうんです。
これって、すごく失礼だし、公平じゃないよね?

 

まあ、ネットワークビジネスの話は分かりやすいから例に出したんだけと、要するに 『フェアプレイの精神』に著しく欠ける人は嫌いなんです。

ネットワークビジネスやるのは自由だけど、それが嫌な人も世の中にはいるわけで、嫌な人には事前に回避できる道も用意しなければフェアではありません。

 

私もネットワークビジネスやってるし某政党の支持者だけど、選挙の話・製品の話をする時は会う約束の前に隠さず伝えるし、
以前の記事にも書いたけど、よく『言わなければ分からないんだから女で通せば?』って言われるんですけど、初対面の人にもニューハーフであることをカミングアウトするのも、オカマ・オナベ系が苦手な人が、事前に私たちに関わらなくて済むようにする配慮です。

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そんなスタンスなので、上で「いろんな宗教の友達がいる」と書いたけど、例えば他教の人を無理矢理改宗させようとかした場合は、私は友達としての縁を切ります。
(幸い、今までそんなことはなかったけどね)

 

つまり、
・相手の立場を尊重できる。
・会う目的はごまかさず、正々堂々伝える。

 

これさえ守ってくれれば、外人だろうが何教の信者だろうが男だろうが女だろうがそれ以外だろうが構いませんよと^^b

たったそれだけのことです。

参考になれば、幸い^^v。

 

【漫画・特撮に学ぶ②】

こんばんは。

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あなたの"なりたい"を叶える似顔絵師・あずまほくとです。

 

ビジネスをする上での、知識や方法論的な事は本やセミナーで学んできた私ですが、
それらを実践する際のマインドというかメンタル面に関しては、実は漫画・特撮作品から多大な影響をうけてたりするのです。

今日はその第二回。

 

今回紹介するのは、こちらの作品です。

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劇場版仮面ライダーディケイド・「オールライダーVS大ショッカー」
(2009年・東映)

 

《ストーリー》
歴代仮面ライダーシリーズに登場した悪の組織が時空を超えて結託し"大ショッカー"となり、同じく時空を超える力を持つ主人公のツカサ君(仮面ライダーディケイド)を追い詰めます。
しかし歴代仮面ライダーたちもまたツカサ君の能力によって出来た時空の扉から集結し、見事大ショッカーを追い払うのですが、戦闘終結後、歴代仮面ライダーのうち2人だけが一瞬、放送当時の俳優本人が演じる素顔に戻り、主人公のツカサ君に激励の言葉をかけるんです。

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仮面ライダーアギト/2001年放送
津上翔一 (演・賀集利樹)

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「ツカサ君、
ここからキミの、本当の旅が始まるな。」

 

 

仮面ライダーブラックRX/1988年放送
南 光太郎(演・倉田てつを)

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「お前にはいつも、俺たちがついてる。」

 

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そう言い残し、2人は他の歴代仮面ライダーと共に本来存在するべき時代へと還っていきます。

 

ーーーーーーーーーー(;;)。。。

これさ、まさに当時わたしの目指してた大人像だったんですよ(今も)。

 

30代、40代になったとき、自分と同じ道(私の場合、美術業界)に進んできた若手がピンチの時に、サッと現れて手助けし、一言だけ励ましてスッと去っていく・・・・的な。

 

自分もこうやって助けてもらったので、ああ・・・こうなりたいなーー・・・って、いつもすごく思うんです。

 

しかも!
奇しくも「RX」は私が生まれて最初に見た仮面ライダー
「アギト」は、(毎週という意味では)最後に見た仮面ライダーなんですよね。

 

2009年はもうさすがにリアルタイムで仮面ライダー観る年齢ではなかった私ですが、ぶっちゃけこのシーンのためだけにこの映画見に行きましたね。
「私の世代へのメッセージだ!」って、勝手に解釈してました(笑)・・・・。


ーーーーーーー実際の私は、若い子に対してまだまだ棘々しいところがあり、なかなか彼らのようにスマートには出来ませんけど、これから歳を重ねていったとき、こんな風に他人様に堂々と素顔を晒して本音で語り掛けられる人生だけは、歩んでおきたいなと思うのです。

【アイドルとミーティング】

こんばんは。
あなたの"なりたい"を叶える似顔絵師・あずまほくとです。


なんと・・・・・・

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今日はわたくし、プライベートでアイドルさんと遊んできました!!>v<


そう!デート
・・・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・ではなく、半分はれっきとしたお仕事です。


今度サイン会があるそうで、新しいサインを考えてくれるよう頼まれたのです^^。


とはいえ、今まで使っていたサインと大きく変わるのも変なので、マネージャーさんから頂いた要望は

『現在の筆跡を踏襲しつつも、文字全体のバランスをよく、そして可愛くしてほしい』

ーーーーーーーというもの。

 

はい。おやすい御用です!>v<
あずま工房、始動!!

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そして、これはまさに・・・・・・・・・・・・・・・・

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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じつは、8月からグラビアアイドルとネット番組に出演し始めた理由とも繋がってくるのですが、

わたくしまさにこれを狙ってました。

 

芸能界は大きなお金が動くので、仕事獲得のために前々から開拓したかった業界のひとつ。


私の出てる番組では、出演者は毎回、公開収録の度に告知ページに名前とURLを載せてもらえます。

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そうなると当然、出演のグラビアアイドルさんたちのファンや関係者もここを見ます。

業界を開拓したくても、芸能人のTwitterやブログをフォローしたところで、向こうがこちらに特別気づいてくれて注目してくれる確率はまず期待できません。

となると、こちらから切りこんでいくしかない!


今回ご依頼をくれたアイドルさんも、ここをご覧になってTwitterから私にコンタクトを取ってきたのです。
(私の共演者のグラビアアイドルさんの一人が、たまたまこのアイドルさんと過去に仕事でご一緒したことがあるというのもラッキーでした!)


芸能界は開拓したかった業界のひとつでしたが、わたしのような弱小個人事業主が単身で売り込みをかけたところで、まず相手にされません。
まず、人脈作りが必要でした。

その足掛かりのため、公共の電波でニューハーフであることを公表するのと引き換えに出演を承諾したのですが、こんなに早く結果が出るとは!>v<

 

これで気に入ってもらえれば大きなステップになります。

特に、サインはずっと使うもの。半端なものは書けません。

 気合い入れて、レツゴーだぜ☆

 

・・・・・・・・・・それから。

じつはネット番組出演の際には、他にも後々お仕事につながる仕掛けを無数に張り巡らしてます!!(^^)v

 

・・・・・・・まあ、それについてはまた追々語るかな☆

 

ではでは、今日はこの辺で~~~v

【由綺流ニューハーフ道・その壱】

こんばんは。

最近、地道に読者様が増えてきて密かに喜んでいるわたくしです(笑)。

 

今日は「絵師・あずまほくと」ではなく、
「ニューハーフ由綺」としての投稿です。

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隠し事が大っ嫌いな私は、初対面の人にも男性であることをすぐカミングアウトするのですが、よく聞き返されるのが、

 

『どっちとして扱われるほうが嬉しいですか??』

 

ーーーーというもの(゜.゜)。
今日は、この質問に対する私なりのアンサーを記事にしたいと思います(⌒‐⌒)。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最近 こんなことがありました。

 

《例①》

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これはfacebookで募集のかかっていた、とあるイベント。


「美エイジング(美しく歳を重ねるための)料理教室」です。
興味のあった私は早速応募。
私がニューハーフであることを知っている主催者からの返答はこうです。

 

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『今回は女性限定なので、ごめんなさい。今度、男性OKのとき、また誘います。』

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《例②》

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今度は、別な友人(私の正体を知っている)からイベントの招待が来ました。
内容はというと………

 

 

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『女性のための膣トレと一人H講座』!!?

これはさすがに間違って招待を送られたのだと思い、友人に確認。
しかし、彼女の返答はこうでした。

 

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『ゆきちゃんなら、OK』。

 

 

 

ーーーーーーー何が言いたいかお分かりでしょうか?


これ、すごくおもしろい現象だよね(⌒‐⌒)。

 

 

・ニューハーフに理解のない主催者は、「料理教室」でもあくまで参加拒否。

・ニューハーフに理解のある主催者は、女性のための一人H講座」ですら、わざわざ向こうから招待を下さる。
(※内容が内容なので、参加はお断りしましたが。)

 

ただ、

別に私自身は、理解を示そうとしない人に対しても嫌悪感を持っていない。

ここが重要なんです。

 

ーーーーーーー例えば、
私が女性の服装の時に、人前であからさまに「ほくとくんって呼ぶ人に対して、
「ちゃん付けにしてあげようよ!」って庇ってくれる友人もいるのですが、私自身は、別に気にしてないんですよね。


男性的な部分も、ないわけではないし。
恋愛対象だって、両方だしね(笑)。

 

 

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いまでも、役所に出掛ける用事がある時は、戸籍通りに男性の服装で出掛けるし(見た目と法的な性が違うと説明が面倒なので)

 

 

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不特定多数の初対面の人と宿泊するイベントの時も、男性として参加します。
・・・・・・・・・・・・なぜなら!

女性として参加した場合は当然女子部屋になるでしょうが、女性参加者の中にニューハーフに偏見のある方がいて『もうこのイベント参加したくない!』って思われたらどうします?
こっちが営業妨害になるやん(笑)。

 

つまり、

『自分がどうしたいか』
『この場合どちらで居たほうが話がスムーズか(波風が立たないか)』
のバランスを重要視しているんです。


私たちにも人権はあるけど、それ以前に社会に存在する以上、この距離感は大切にしなければなりません。

こちらが譲歩することで丸く収まるなら喜んで譲歩するし、それを苦とも思わない。
これが、私のスタンスです(⌒‐⌒)。

 

だから、同じ「心と体の性の不一致」を抱える仲間でも、 例えば街角でプラカードを持って「権利!権利!」って主張する人とは仲良くなれないんすよねー、わたし。
当事者が「差別」だと考えている事象の大半は、実際は被害妄想だから。

わたし、マイノリティーの中でも更に異端者なのかも知れないなf(^_^;。

 

 

ーーーーただ、もちろん例外もあります。

こんな私でも許せないのは、


『ニューハーフなん!?

えっ?体は? 下は?下はどうなってんの??』

って訊いてくるデリカシーない奴な。
こういう奴には、容赦しません。

 

健常者だって、人前でアソコの色や形のことしつこく訊かれたら不愉快なはず。
これは男・女以前に、人としてアウトだからね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《要するに》

まとめると、私を男性と見るか女性と見るかは、んなもん別に見る人が自由に決めて下さいってこと。

 

理解を示さない人を敵とも思わないけど、理解を示してくれる方には、こちらも最大限の誠意を持って接します。


でも、男とか女以前の「人として」の尊厳を侵してくる奴は許しませんよと。

 

まあ、たったそれだけのことなんですよ(⌒‐⌒)。
こうしてみるとニューハーフって意外と普通で、別に変わったところもないでしょ?(笑)

 

参考になれば、是幸い(・ω・)ゞ

【アニメ・特撮に学ぶ①】

かつてアメリカで放送されていたアニメ

「TMNT(ティーンエイジミュータント忍者タートルズ)」。

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今年春にリメイク版が公開されたのを見てからマイブームが来て、作業しながらYouTube流してます。

 

ニューヨークの下水道に生息していた4匹の亀が、ある日流れ込んできた化学薬品の作用で人型に突然変異し、同じくネズミに変異した武術の達人(日本からやってきた忍者の生き残り)から忍術を教わり街の平和を守る……みたいな感じのお話で、90年代に日本でも放送され、その後も数々のリメイクがなされたんですが、大人になった今の感覚で見ると、リアルタイム時の子供目線では気づかなかった良さがあったりする。

 

ーーーーーーー例えば、

・一応、青い鉢巻の「レオナルド」が4人(4匹?)のキャプテン的なポジションだが彼らに優劣はなく、作戦行動時には4人が対等にそれぞれのアイディアを出し合う

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・エピソード中、地上で人間に姿を見られた際はほぼ必ず

「バケモノ!」「あっちいけ!」などと罵られ、逃げられるが、彼ら自身は、そんな人間達を守るために戦おうとする。

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・時に絶体絶命のピンチに見舞われるが、気持ちには何処か余裕があり、常に奥の手を考えている。

 

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・全編を通してのタートルズの敵対組織として、地球制服を企む「フット団」がいるが、全エピソード中の半分くらいしか登場せず、残りの半分は、地球上の犯罪組織・悪の科学者・異次元からの侵略者・暴走したロボット・巨大有毒生物・または彼ら自身と同じ突然変異生物……のような外部からの驚異が半分を占め、それらの撃退のため、敵対組織であるフット団をしばしば丸め込んで彼らの力を利用する

 

また、自分たちが突然変異生物(=人間から見て異形の存在)であることを自覚する彼らは事件を解決するや否や、姿を見せることなく人知れずマンホールへと消えてしまいます。

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(大富豪を救出した際に「何でもお礼をする」と言われた際も、結局何も受け取ることなく一目散に退散している)

 

ーーーーー全編を通じて共通しているのは、彼らにとって最も優先すべきはあくまで事件の終息と平和の回復であり、それさえ達成できればそれ以外のものには全く興味がなく、考え方が非常にシンプルだというところ。

 

……これ、こうして見ると自分のような「マイノリティ」であり「個人事業者」である人間には、メンタル的な意味で参考になるところが盛り沢山だよな~。゜◇゜)ゞ

 

日本でも放送されたシーズン1~3が、やはり一番だな~。
(4以降はガチでグロくなるので;)

 

【現状報告 ①】

こんにちは。

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 あなたの"なりたい"を叶える

似顔絵師・あずまほくとです。

https://www.facebook.com/azumahokuto1109

 

4月に工房として独立!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?

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……したと思ったら、8月から、グラビアアイドルさんたちと半ばタレント活動紛いの事を始めたので、おそらく

 

『ん?こいつ何がしたいん??』

 

……って、一部の人には思われてるかも知れません。

 

近々、きちんと説明しようと思います。
じゃないと、あずま工房を応援してくれた皆さんも納得出来ないだろうし(。・ω・。)。

 

ちゃんとね、理由があるんですよ。

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勿論、最終的に繋げたいのはイラスト・デザイン・造形の仕事。
そのための『ある仕掛け』を作るために現在、他方面の活動をしています。

 

芽が出るのは、早ければ来年春。
それまでは、番組レギュラーの座をキープしたいところです。
ニューハーフネタで何処まで引っ張れるかなf(^_^;。

 

しかし、これは元々

『あ!こんな方法もありだな。でも、今からオーディション受けて芸能界入る? いや無理無理。つーか、受からんし。』

 

……と、じつは構想としては持っていたけど、それに費やす労力が割に合わないので実行せず、封印していた作戦だったのです。

 

それが!
たまたま工房のチラシを置いてもらうために訪れたスタジオで番組の収録をしていて、たまたまアイドルの子に欠員が出ていて、

面白いニューハーフ』ってことで私がスカウトされた。
このチャンスを生かさない手はないよね( ̄ー ̄)。

 

私、本職のグラビアアイドルさんと色気で張り合う気はないけど、目的のための手段として肌を晒すことには抵抗はない。
ニューハーフなりに、日頃から体型を維持する努力をしておいてよかったなと。
太ってたら、この作戦は実行できませんでしたからねf(^_^;

 

ーーーーーそんなわけで


今は冬眠しておりますが、『クリエイター・あずまほくと』は必ずパワーアップして、また皆さんのところへ作品をお届けに 還ってきます!

 

しばし、お待ちくださいませ(..)。

いつも応援頂きありがとうございます(・ω・)ゞ

 

【つづく】